神秘の大洞窟「大幽」

「大幽」は、その昔「ヤツカハギ(神獣)」の住処だったという神話が残る洞窟。

この洞窟の中は、そんな伝説を信じてしまう程の神秘的な光景(下から伸びる氷柱・天井の雪の結晶など)を見ることが出来ます。

自然が織り成す美しさを体験してみてはいかがでしょうか?(本格的に写真を撮る方は、三脚を忘れずに。)

大幽の生い立ちと由来

【由来】
ヤツカハギ(神獣)が住んだという大きな洞窟は、大幽(おおゆう)と呼ばれ昔は猟師の宿にも使われ、入り口は狭いが中は広く冬の氷柱が美しい。
途中でガスが出るらしく、穴の奥に入れないときがあったが、この穴に、鶏を追い込んだら越後に抜け出たという。
(群馬県民族調査報告書より)
【ヤツカハギと大幽】
ヤツカハギは、普段は尾瀬に住んでいるが、大幽を中宿にして、各地に出ては悪いことをして困る
ヤツカハギは、藤の蔓を伝わって洞窟の奥の方に入り込んでいることを知った村人が、藤の蔓を切り落としてしまった。
その後に、ヤツカハギはを見たものはいないと伝われている。

大幽の氷柱

大幽までの地図とアクセス

大幽までのアクセス

【電車の場合】
JRみなかみ駅より路線バスで「上の原の入り口」で下車
町道上の原線を徒歩にて4.1㎞ 遊歩道入り口へ
【お車の場合】
関越自動車道みなかみICから21㎞
約30分程遊歩道入り口へ。
普通車駐車スペースあり
遊歩道入り口から約1850m
※お願い
冬の大幽にはなるべく地元のガイドを同行してください。
万が一お仲間同士で行く場合には、くれぐれも洞窟内には立ち入らないようにしてください。
モラルを守って大切な自然を壊さないよう心がけましょう。

スノーシューで行く大幽探検プラン

神秘的な「大幽」目指して、スノーシューで行く探検プランです。

広大な雪原の中、「大幽」へ向かいましょう!

「大幽」へ向かう途中、野生のカモシカに逢えることも…

開催期間
12月下旬~4月初旬頃
所要時間
約3時間
持ち物
帽子・手袋・サングラス・飲み物・防寒着
参加資格
中学生以上の健康な方
2名様以上でお申込みください。
ツアーの詳細は藤原案内人倶楽部(TEL:0278-75-2138)へ

大幽」の氷柱

大幽探検に行ってきました!

大幽、入口のつらら

大幽へ向かう途中も、古木に残された動物達の足跡(今回は、野生のカモシカに逢うことはできませんでした 残念…)や、広大な雪原などなど自然の素晴らしさを味わいながらスノーシューを楽しみました。

大幽に着いてびっくり!氷柱ともいえる、大きくて長い「つらら」が入口で待ちかまえていました。

大幽洞窟の入口で、みんな集まって集合写真を撮りました。

大幽の中では、水滴が長年かけて造りあげたであろう、「下から伸びている氷柱」・「結晶の花」などの神秘的な景色を見ることができました。

そして、大幽を後にして巨大なかまくらの中で、地元の熊猟り名人達が作ってくれた「熊汁」・「ボタ」をご馳走になりました。 温かくて、とても美味しかったです。

古木には動物の足跡が…大幽の入口で記念撮影熊汁とボタをいただきました。